君が心に棲みついたDV男・星名漣で向井理の演技が怖すぎる!
2018年1月期の火曜ドラマ「君が心に棲みついた」
キョドコこと、小川今日子にとって一番会いたくて、一番会いたくない男・星名漣。
イケメン俳優、向井理さんのドS演技が怖すぎます。
この記事の内容は…
君が心に棲みついた DV男・星名漣とは?

星名漣は、小川今日子(キョドコ)の大学時代の先輩で、いろんな意味で忘れられない人。
仕事ができる上に、甘いマスク、穏やかな口調で多くの女性の心を鷲掴むが、裏の顔はとてつもなく冷酷非道。
大学時代にキョドコの心を支配し、多くの男の目の前でストリップショーをさせる(ドラマ版での仕様)など、人心操作に長ける。
キョドコが社会人になってからも、非通知で執拗に電話をかけるというストーカー紛いな行為も。
ビジネスでは、商社勤務で若くして数多くの企業を立て直した実績をもち、異例の出世をするエリート。
キョドコの勤める「ラプワール」を買収した商社の人間として「ラプワール」を立て直すために、企画室長として出向してきたことで、再会する。
君が心に棲みついた DV男・星名漣役の向井理とは?

向井理のプロフィール
本名:向井理(むかい おさむ)
生年月日:1982年2月7日
出身地:神奈川県横浜市
身長:182㎝
血液型:O型
配偶者:国仲涼子
活動期間:2006年~
所属事務所:ホリエージェンシー
言わずと知れた高身長、甘いマスクが売りのイケメン俳優の向井理さん。
デビューは意外にも2006年と遅く、23歳頃ということになりますね。
大学生時代は、バーテンダーとしてアルバイトしていた経験もあり、大学卒業後は、アルバイトをしていたカフェバーを経営する会社から就職を勧められ、社員として働いていた時期もあります。
バーテンダーとしてのプロ意識は相当高かったようで、レパートリーも500を超えていたのだとか。
バーテンダーとして活躍しているところを、東京・表参道で「イケメン」」として取材を受けた写真が、座視「Tokyo graffiti」に掲載され、その掲載写真をみたホリエージェンシーの女性マネージャーにスカウトされたのがきっかけで、芸能界入りしたようです。
私が最初に向井理さんを知ったのは2007年放送のドラマ「バンビ~ノ!」ですね。
向井理さんが芸能界デビュー1年後の作品なので、駆け出しの頃です。
松本潤さん演じる主人公・伴省吾(通称:バンビ)が働く「六本木トラットリア・バッカナーレ」の先輩社員で、厨房スタッフ・妹尾雅司役として出演。
先輩社員とはいっても、妹尾は伴より年下で、社員としては一番下っ端ですが、何かと伴に対して先輩風を吹かせたがる面があり、アドバイスをしようとするのですが、どれも的外れで、あまり頼りにされていない可哀そうな役柄でした。
その次に、向井理さんで印象のある作品は20011年の映画「Paradise Kiss」ですね。
天才ファッションデザイナー小泉譲二(通称:ジョージ)役で出演し、「バンビ~ノ!」で見せた頼りなさはどこへやら、独特のセンスを持つ俺様感満載の男に。
ジョージの役柄は、今回の星名に近いものがありますよね。
さすがに星名みたいなサイコパスっぷりはありませんけど、雰囲気とかは星名に近いものがあると思います。
君が心に棲みついた DV男・星名漣を演じる向井理の演技が怖すぎる!
ドラマ「君が心に棲みついた」で星名漣を演じるの俳優の向井理さん。
なまじイケメンなだけに、その豹変っぷりは相当に怖い。
1話の冒頭から……

こんな甘いマスクで、自分に自信のないキョドコに対して「キョドコはそのまま、ありなのままの自分でいいんだよ?」とか言っときながら


キョドコの髪をはさみでぶった切るは、顔すれすれにはさみ突き立てるという豹変っぷり。
ヤダ、なにこれステキ!なんて思う人いるわけないですよね……いませんよね?
星名は飴と鞭の使い分けが凄まじく上手いことがよくわかります。
キョドコが自分に自信がなく、人の意見に流されやすい、誰からも必要とされていないと思っているから星名はあっさりとキョドコの心を支配したんでしょうね。
はさみのシーンはどういう経緯なのかはわかりません。
「お前に俺の何がわかるんだ?」といいながら髪を切るシーンがあるので、キョドコが星名のことをなんでもわかっていると言うようなことを言ったことが気に障ったのだとは思われます。
プライド高すぎるにもほどがあるでしょという感じですよね。
キョドコのこと(もしくは女性そのものを)見下しているから、そんな言葉が出てくるんでしょうね。(お前如きに)俺の何がわかるんだということでしょう。
それであの凶行に走っているわけですから、かなりのサイコパス(笑)


もうこの表情とか、ほんと怖すぎ。普段が甘いマスクな分、ギャップがありすぎて恐怖ですよね。
このあと、星名はキョドコに謝りながら「俺にはキョドコだけなんだ」とか「俺にはキョドコが必要なんだ」とか言ったんでしょうね、たぶん。
なぜかというと、それがDV男の常套句だからです。
私の友人もDV男と付き合っていた人が何人かいました。
話を聞くと、全員、ほぼほぼ同じようなことを言われているんですよね。暴力を振るわれたあとに。
もちろん、そんなクズ男とは別れちまえ!というのが私の言い分なのですが、これまたびっくり、みんな、揃いもそろって「でも……」なんですよね。
日常的に暴力振るわれてるのに、なぜかすぐに別れようとしない。(最終的にはほとんど別れていますが)
キョドコと星名の関係をドラマで見ていると、すごく腑に落ちることが多いんです。
「ああ、こういうことか」って納得しちゃいましたね。DVを受けているのに別れようとしない彼女たちは、こんな自分をこの人は、必要としてくれているんだと思うんですよね、なぜか。
それで結局、離れられない。どっちも依存しているわけなんですよね。
暴力を振るわれるのは私が悪いからだ、私にはこの人しかいない、この人はこんなにも私を必要としてくれている、そういう感情、思考に支配されてなかなか抜け出せない人が実際に多いんです。
こうなったら、どんなに親身に相談に乗ったとしても、彼女たちはなかなか抜け出せません。
身も心もすり減ってボロボロになって、このままでは本当にだめだと気づくまでは。
キョドコは、吉崎と出会ったことで、このままの自分ではだめだ、変わろうとしていますから、なんとかなりそうでしたが、変わりきる前に星名と再会したことが不幸の始まりですね。

このシーンは、キョドコが星名の誘いに乗らずに、指定された場所に行かなかったことで、星名のプライドが傷つけられたことでキレて、キョドコにお前は昔と何ひとつ変わっていないという場面。
星名の心理としては、見下していた相手が自分の思い通りにならない、自分から離れないと思っていた人間が離れようとしているといったことが働いているのでしょう。
傲慢でありながら、実は自信がないのかなと思わなくもないです。
自分に自信がないから、力、恐怖で人を支配し、離れなくさせようとしている、そんな星名の弱さがみえなくもないです。
1話では、星名は、新プロジェクトを立ち上げ、そのプロジェクトチームにキョドコを指名。
これから、キョドコと星名の過ごす時間は一層増えていくことになりますが、一体どれだけの恐怖を植え付けるのか、怖いもの見たさで楽しみです。
(まとめ)君が心に棲みついたDV男・星名漣で向井理の演技が怖すぎる!
ドラマ「君が心に棲みついた」DV男・星名漣についてお伝えしました。
まだドラマは始まったばかりですが、その強烈なインパクトに、思わず見入ってしまいました(笑)
向井理さんの演技には、ただただ恐怖です。
あんなイケメンに飴と鞭で心を縛り付けられたら、大変なことになります。
実際、キョドコは大変な目にあってますが。
このドラマ見ていて、何が怖いって……実際に、こういう男女関係の人たちが現実に結構いるっていうことなんですよね。
キョドコをみていると、DVに遭ったことのある友人たちによく似ているところがあるなと思います。
自信がなかったり、誰からも必要とされていないと思っていたり、基本ネガティブなんですよね。
そういう女の人たちを、暴力で抑え、恐怖を植え付け、そしてそれ以上の優しさで接して支配していくのがDV男です。
このドラマを見ている視聴者の中に、キョドコと同じような境遇の人たちがいるとするなら、全力で逃げて!と言いたいですね。
DV男たちは、自分の支配欲を満たして縛りつけときたいだけです。
「お前を必要としている」「お前だけなんだ」「お前がいないとだめだ」そんな戯言には耳を貸さず、振り切ってください。
暴力でしか相手を支配できない人の器なんてたかが知れています。そんな人間を切ったからって人生には何のマイナスにもなりません。
それどころかもっといい人に巡り合えるチャンスすら生まれるので、むしろプラスです。
以上「君が心に棲みついたDV男・星名漣で向井理の演技が怖すぎる!」についてでした。
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