陸王の足軽大将とは?特徴、誕生のきっかけは?

陸王の足軽大将とは?特徴、誕生のきっかけは?

老舗の足袋業者がランニングシューズ業界に殴り込み!

といわんばかりに試行錯誤を繰り広げるドラマ「陸王」

マラソン足袋「陸王」の開発中に誕生した「足軽大将」とは?

その特徴、誕生のきっかけは?

今回は「陸王の足軽大将とは?特徴、誕生のきっかけは?」というテーマでお届けします。

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陸王の足軽大将とは?誕生のきっかけはなに?

※原作を基に記事を構成しています。ドラマでは仕様変更されている箇所がある可能性があります。

「シルクレイ」の製造を飯山から許された「こはぜ屋」は、飯山を顧問として迎え入れ「陸王」開発を本格化。

更にアトランティスを退職したシューフィッター村野がアドバイザーとして加わり「こはぜ屋」に今までなかったシューズづくりの知識、技術と圧倒的な人脈が手に入り、体制が整いつつあります。

開発メンバーは確実に揃ってきているものの「陸王」開発は難航

一番の問題はマラソン足袋「陸王」の要である「シルクレイ」の加工についてでした。

飯山を顧問として迎え入れ、シルクレイのサンプル製造に取り掛かり、既に1ヶ月もの時間が過ぎていたのです。

偶発的にサンプルとして使えそうな試作品がつくられたものの、それはあくまで偶然の産物で、確実な品質コントロールができないために、量産化はとうてい無理といえる状況です。

「陸王」開発のために、追加融資を埼玉中央銀行に頼みに行っても、相変わらず渋られるというような状況を何とかひとつ、ひとつ解決していき、とうとう「こはぜ屋」は飯山の「シルクレイ」と村野のシューズ知識を組み込んだ「ニュー陸王」を完成させます。

しかし、まだ「陸王」は量産段階ではなく、あくまで試作段階。

ここに来るまでに相当な資金を投資している「こはぜ屋」の実情を知っている「ゲンさん」こと専務取締役・富島玄三は新規事業に対し否定的で、冷ややかです。

富島は、新規事業に莫大な資金を投じるのではなく、本業に専念し、新しいことをするなら小さなことからしてはどうかと言うのです。

もちろん、これには宮沢社長も反発しますが、富島がここまで頑なに新規事業に否定的なのには理由があります。

それは、先代社長、つまり宮沢社長のお父さんが、宮沢社長と同じように新規事業としてマラソン足袋の開発を行い、会社を大きく傾けた過去があったからです。

新規事業を失敗した先代社長は、経理を担当していた富島に対して、なぜ力づくでも止めてくれなかったんだと言ったそうです。

そのため、富島は常にもしもの時のことを考えて止めるのが自分の役目だと宮沢社長に言います。それが、自分の覚悟だと。

「こはぜ屋」の過去と富島の覚悟を聞いた宮沢社長は、妻の美枝子に富島とのやりとりを話した際、美枝子が不意に言った一言からあることを閃きます。

美枝子は「今まで楽なことなんてなかったしね。たとえうまく行かなくても、いま頑張ってるからこそ得られることだってあるでしょう。」と宮沢社長に言うのです。

この言葉に、宮沢社長は「いま、なんていった?」と笑顔を消していうので美枝子は「楽なことなんてなかった」といったことが気に障ったのかと思っていました。

しかし、宮沢社長の胸に突き刺さったのはその先「いま頑張ってるからこそ得れること」という言葉だったのです。

今まで、宮沢社長は100年培ってきた足袋製造の技術と発想「陸王」開発につぎ込んできました。

それが今や「シルクレイ」という新素材に加えて、今での試行錯誤と村野のおかげでランニングシューズにおける様々な知識を得ています

これまで新規事業で得た技術、経験、発想を今度は逆に本業の足袋へ活かすことができるのでは?そう考えたのです。

この逆転的発想により新素材「シルクレイ」を用いた地下足袋「足軽大将」というこはぜ屋」のヒット商品が誕生することになります。

陸王の足軽大将とは?特徴はなに?

従来はソールに生ゴムを使用していた地下足袋ですが、宮沢社長は地下足袋のソールを「シルクレイ」に変更して新製品を開発したいと提案。

従来の地下足袋よりも、軽量で丈夫、しかも「シルクレイ」という特許に守られた「こはぜ屋」にしか作れない製品のため、値段も高めに設定し、既存客以外に競合他社の顧客も取り込もうというのが狙いです。

最初はいまさら「地下足袋?」と面を食らっていた「こはぜ屋」の面々ですが、大賛成。

「陸王」開発に対して否定的だった富島もこれには「やるべきです」と賛同したのです。

「シルクレイ」を用いた地下足袋「足軽大将」は大ヒット。

従来の地下足袋より倍近い価格を付けたにも関わらず、最初に製造した三百足はたった二日で完売し、あるショップからは追加発注が二千足も入るのです。

「足軽大将」のヒットで、一気に忙しさを増す「こはぜ屋」。

従業員はみな嬉しい悲鳴をあげながら、従業員フル稼働で作業にあたることになります。

新規事業に否定的だった富島もこのときばかりは、仕入れ代金については自分がなんとかすると興奮気味になるほどで「こはぜ屋」が波に乗り出していることを感じさせます。

「足軽大将」の特徴として、シルクレイを採用したことにより、重量は従来の地下足袋の半分以下まで軽量化。始業時には違いはわからなくとも、疲労の溜まる午後以降にはその軽さの違いが身に染みてわかるものになっています。

危険な作業を伴う現場作業では、疲労軽減は安全性や集中力の維持にも繋がります。

生ゴムソールの従来品と違い、蒸れずに、地面をしっかりと掴むことができ、地形の変化を直接足裏で感じ取れる柔軟性もあります。

また「シルクレイ」は天然素材をベースにしているので、環境適応性が高く、アッパーに使用されている木綿同様に、古くなったものを焼却しても、有害ガスが一切でないという特徴もあるのです。

陸王で足軽大将がもたらす問題とは?

「こはぜ屋」にヒットをもらたした「足軽大将」ですが、いくつか問題をもたらします。

1つ目は「足軽大将」に大量の追加注文が入ったために、シルクレイの製造ラインと縫製課はフル稼働になります。

追加注文に対応するために5千足の「足軽大将」を生産するという計画を立てたものの、これは非常にリスクが付きまとうものになったのです。

少ない人数で、短期間に5千足の生産で、従業員フル稼働ということは、一人でも病欠してしまえば生産計画をクリアするのは難しくなるというリスクがあります。

また「シルクレイ」の製造機にしても、飯山が持ち込んだものは、あくまでも試作機で、過去にこれほど大量のシルクレイを製造したことはありません。

ということは、製造機にトラブルが発生してしまう可能性もあります。

生産計画通りに進まなくなる可能性が多いという問題を「足軽大将」は生み出してしまったわけです。

そして、もう一つの問題点は「足軽大将」を増産するためには、当然ながら仕入れ代金が必要になります。

つまり、資金繰りの問題がのしかかってくるわけです。

とはいうものの、資金繰り問題については、今回あっさりと解決します。

いつもは融資を渋る埼玉中央銀行があっさりと追加融資の稟議を通すのです。

上手くいくかもわからない新規事業の商品開発に対する追加融資ではなく、現在進行で好調な売り上げに伴い増えてくる仕入れ代金に対しての融資ということで、すんなりと稟議が通ったようです。

やっぱり銀行というのは、どうしても実績に重点を置いているということなのでしょうね。

危ない橋は渡らないというか、堅実というのか、臆病というのか。

でも、それが普通の心臓なのかもしれません。

何かに挑戦するというのは勇気がいりますし、結果のわからないものにお金を投じるというのも相当な勇気や覚悟必要ですからね!

さて、意外に資金繰りがあっさりと解決した「こはぜ屋」ですが、ある問題が襲いかかるのです。

それはシルクレイ製造の要、飯山が何者かに襲われます!

夜間に2人組の男に暴行を受けた飯山は、脳や内臓にこそ問題はなく、命に別状はなかったものの、全身打撲と骨折数か所で3週間の入院を余儀なくされるのです。

飯山を襲った2人組の男というのは、飯山の話ではかつて自分が借金をしてしまった「システム金融」という金融業者だというのです。

俗にいう闇金業者だったのでしょう。

債務整理をして、きっちり清算したものの、貸したお金が戻ってこず、闇金業者の恨みを買ったことが今回の事件に繋がったのです。

飯山が3週間現場を離れることになったため、シルクレイの製造ラインがストップしてしまうことになります。

とするとこれから波に乗れるはずの「足軽大将」の生産も一時的に停止に。

シルクレイの製造ラインについて頭を悩ませる宮沢社長。

そこへ代役を申し出たのは息子の大地でした。

大地は、この数か月間の間、飯山と共にシルクレイの開発に携わっていたのです。

就職活動の傍ら、毎日毎晩遅くまで飯山と共に、シルクレイのサンプルを製作するためにデータを取り続け、飯山の仕事を一番近くでみてきました。

「こはぜ屋」で飯山の代わりになる人物がいるとしたら、大地を置いて他にはいないのです。

もちろん、一筋縄でいくわけもありませんが、大地の申し出によりなんとかシルクレイの製造ラインを止めることなく、前へ進むのでした。

意味不明ともいえる機械、会社の命運を左右する仕事を前に、あの大地が名乗り出るってなかなかですよね。

根性が座っているというか、無鉄砲というか、やはり大地は宮沢社長の息子だなと思わせるシーンでした。

陸王の足軽大将にモデルはある?

「こはぜ屋」のヒット商品となった地下足袋「足軽大将」ですが、モデルはあるのか?と気になったので調べてみました。

「足軽大将」にこれがモデルだというような情報はなかったのですが、一部では「陸王」のモデルといわれた「きねや無敵(MUTEKI)」が「足軽大将」のモデルという意見もありました。

しかし「きねや無敵(MUTEKI)」は「陸王」と同じマラソン足袋です。

地下足袋として作られた「足軽大将」モデルというのはいささか疑問が残ります。

「きねや足袋株式会社」には「きねや無敵地下足袋」という製品があるようなので、そちらが「足軽大将」のモデルという意味でつかわれたのかもしれませんが。

「陸王」自体は原作者の池井戸先生が「完全なフィクション」といっており、実在する企業、製品、人物とは関係ないとも回答しているので「足軽大将」にはモデルがないというのが答えではないでしょうか。

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(まとめ)陸王の足軽大将とは?特徴、誕生のきっかけは?

・「足軽大将」は新素材「シルクレイ」を使用した地下足袋

・従来の地下足袋より軽量で、蒸れず、足裏の感触が掴める柔軟性をもっていて、環境適応性が高く、燃やしても有害ガスが出ないエコな製品

・誕生のきっかけは、宮沢社長の妻、美枝子の言葉がきっかけ。新素材やランニングシューズ開発で得た知識、経験を足袋製造に応用しようと考えたのがきっかけ

・「足軽大将」は「こはぜ屋」に爆発的なヒットをもたらし、従業員に希望を与えた。

・「足軽大将」のヒットは、資金繰り、人繰りの問題を発生させるが「こはぜ屋」はこれを無事乗り切る。

・「足軽大将」の製造に欠かせない「シルクレイ」製造の要、飯山が襲われ一時戦線離脱。

・飯山が抜けた穴をなんと、宮沢社長の息子、大地が穴埋め!(のちの大地にとって大きな自信と経験になる)

・「足軽大将」にはモデルは存在しない

※原作を基に本記事を製作しております。ドラマでは仕様変更されている場合があります。

 

以上「陸王の足軽大将とは?特徴、誕生のきっかけは?」についてでした。

 

 

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